日本では当分、建物の高層化、高速道路や高速鉄道の整備、長大橋の建設、空港建設、ベイエリア開発などが進むとみられますが、やがて経済的にもそれらの需要が頭を打ち、環境破壊によるマイナスがもっとクローズアップされてくるとみられます。そのような耐久財の生産、建設の低迷は資源や環境にとって歓迎されても、日本の基幹産業とされてきた鉄鋼、建設、電気製品製造、自動車製造などの産業活動を数分の一に縮小しなければならない時代になってしまいます。それを避けるために、何が何でも従来の浪費社会を続けようとすることは時代錯誤もはなはだしく、需要は追随するとは思えません。その予測に基づいて経済システムや産業構造を改変しながら、利便性の高い生活と経済発展が維持できるような工夫が不可欠になってきているのです。