人の自覚と自立が、次の進路を決める受験には不可欠のように思えるからです。自分の努力で勝ち取った進歩以外に、本人を伸ばすことはできません。そんなに努力した訳でもないのに「成功した」という例の多くは、子供の積極性に支えられているといえます。その積極性を引き出し、学習する喜びの中で、「合格」を勝ち取らせたい、というのが私の考えです。ですから息子や娘たちの受験は、当然、塾を中心とした集団指導の中でのみ行いました。受験の主体は子供です。親でもなく塾でもありません。そこには塾長としての、私の影が感じられないかもしれません。もしそうであれば、私は親として本当の意味で受験を成功させたと言えるかもしれません。