当たり前のことを当たり前にやった

2011-09-12

GT−Rでは、トンネルの中を流れる冷却用の空気と、床下だけを流れるダウンフォースを作る空気を分けることに成功しました。だから、はじめて本当の意味でのダウンフォースという世界ができてきたんです。今までは、これらの空気は全部一緒に流れていたので、効率が悪かったのです。もう一度確認すると、独立型トランクアクスルにして慣性力をグリップに変えた。それからふたつの空気の流れを床下に作り、そのうちのひとつの空力をグリップ荷重に変える。だから速度が上がってもグリップ力は変化しない。時速50kmでも時速200kmでも同じように安定して走ることができる。そのような当たり前のクルマを作ればいいと……。GT−Rでは全然難しいことをやっていません。当たり前のことを当たり前にやった。ただそれだけなんです。

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