説得力に欠けはしたが、ゲスラーが豊胸材の除去は不要と保証したにもかかわらず、女性達は急いで豊胸材を取り出してもらった。中には豊胸材を入れた時の形成外科医に頼んだ女性もいた。手術代を払えない一人の女性はカミソリで豊胸材を自分で取り出そうとした。それでも彼女はなんとか命は助かり、きちんとした手術を外科医にしてもらったのちに、非常にほっとした表情で新聞に載っていた。最も注目に値することは、1980年代初めから始まった高い賠償金の訴訟が、最初は小さなしずく程度だったものが、膨れ上がって奔流となったことだ。女性とその弁護士が豊胸材のせいだとする種々の症状の訴えに対して、同情深い陪審は百万$単位の賠償金を裁定した。もしゲスラーが禁止令で事が済むと考えたのなら、彼は間違っていた。
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一味違う豊胸手術