男性が結婚しそうかどうかを見きわめるもう一つの要素は、両親の仲がうまくいっているかどうかということである。もちろん、これは女性にも言えることだ。三〇代後半から四〇代の独身の男女で、結婚しないのは親の離婚が原因だという人は多かった。男性については、ほとんどの場合、幼いころに両親の結婚が破綻しており、それが人生に対する見方に影響を与えたようだ。こういう人たちと、ほかのいつまでも結婚しない人たちとは、結婚しない理由が異なる。両親がうまくいっている独身男性のほうは、結婚しない理由を、「まだ態勢ができていないからだ」「僕は結婚するタイプじゃない」「独身生活を楽しんでいるから」などと言う。両親の離婚がもとでずっと結婚しないでいる男性は、結婚そのものに文句をつける。彼らは、結婚はしたいが結婚制度はあまり信用していない、と言う。両親の結婚が破綻したからだけではない。彼らは、同棲はいいと考えている。結婚がだめなのは、結婚するとロマンスがなくなると思っているからだ。