ガラスカレットの問題点

2011-12-30

カレットの問題点は色と品質だろう。色は、無色・茶色・その他の三種類に分けられる。ビール瓶に使う茶色の瓶は特殊な溶融法で作る。具体的には、炭素分を加えて溶融する(述元溶融)。還元させて溶融するため、酸化状態で溶融すると濃い緑色をつけやすい鉄を含んでいても、あまり着色しない。鉄の数が、通常のガラス中のような3色ではなくて、無色になるからだ。「その他」の色のガラスは、瓶に再生しにくい。エコロジーボトルについて説明したように、色使いが一定にならないからである。しかしガラスカレットは、ガラス瓶だけに使うものではない。というのも。ガラス瓶の製造量は年々落ちているため、需要がガラス瓶だけだと余ってしまうからである。ガラスカレットは建築用や道路用などにも使える。建築用はタイル、軽量骨材、断熱用ガラス繊維など、そして道路用は、透水性舗装用の骨材や、光を反射する骨材などに使われている。しかしコスト面はなかなか厳しいらしく、軽量骨材にしていたリサイクル関連企業が危機的な状況になった。やはりリサイクルは、ある程度、社会全体で支える必要があるようだ。