女性読者が支えているのがロマンスなら、男性読者が多いのがSF。こちらは理系のオタク男性が中心層。量産・多読タイプが多いのはロマンスと同じ。ただ、本来ガジェット好きな理系男子が多いため、キンドルやiPipad購入へのハードルも低かったのだ。裏を返せばある意味、紙の本へのこだわりがないというべきか、既に未来型の読者だったというべきか。出版社側か、コアな読者がいるのを把握しており、一定数の読者が見込めるのがこのジャンルの強み。プロメセウスのパイア、セントマーティンスのトア、ハーバーコリンズのイオス、ランダムハウスのデルーレイなど、各出版社のSFインプリントの名前にも知名度がある。出版社側がちゃんと「プランティンク」を進めてきたジャンル、ということだ。