男と結婚していながら、浮気をする女は淫乱か精神の病を持っているのである。ところが、世の中には、夫に才能もなければ、精力もないのに、その夫に満足している女が沢山いる。いまから、暴言を吐く。許して欲しい。その女は、ブスなのだ。それかデブなのである。いま、控えめに、いや、謙虚に暴言と言ったが、『美人論』の心理世界では常識である。ブスだから、自分を「好きだ」と言ってくれた男は離さない。絶対に。「あたしは結婚ができるのだろうか」と不安に生きてきた少女が大人になり、職場で、「負け犬」の熔印を押され、落ち込んでいるときに、「君が好きだ。君と結婚したい」と言われたら、どうなるか。もう、狂気乱舞。青天の露度。千載一遇のチャンス。鬼に金棒。猫に小判……いやこれは違うか(笑)。