ところで、世の中には恋愛のチャンスがあっても、なかなか相手の心を射止められないという人がいる。また、恋愛をしても、それが結婚になかなか結びつかない人がいる。こうした人がなぜチャンスを逃してしまうのかについては、さまざまな原因があるだろうが、ひとつには結婚に対する考え方に原因があるのではないか。たとえば、「女の幸福は結婚にある」とは、昔から適齢期の女性に対して結婚を勧める親の決まり文句になっている。キャリアウーマンが活躍し、結婚しない女が登場している今でも、若い女性たちの多くがそう思っているようだ。しかし、この言葉にあまりとらわれすぎて、あせって結婚生活に飛び込んだ結果、結婚後に「こんなはずではなかったのに」と、男を見る目がなかったことを嘆き、人生の敗残者になったように思い込んでしまうのは困りものである。たしかに、結婚は女性が幸福を実現するための一つの手段だろう。