完成してから売るといっても、デベロッパーは漫然と完成まで待っているのではありません。友の会やインターネットで情報を流し、あらかじめ顧客の意向や反応を確認したり、現地に先に販売所を設けて特定の顧客の囲い込みをはかったりする販売手法が近ごろとみに目立ってきました。購入者が話し合ってつくるコーポラティブマンションや、好みに合わせて内装が替えられるスケルトンマンションなども、この手法の一環といってよいでしょう。フルオーダーという発想もあって、これなどは100%顧客を集めてから、好みを取り入れて設計するというものです。こうした販売方法の変化は、買い手の目にふれないうちに売れてしまうマンションが増えるということです。見逃さないためには、これはと目星をつけたデベロッパーの“友の会”には加入しておくこと、インターネットはマンション購入の必需品と心得て、主なデベロッパーのホームページは定期的に覗くこと。最低でもこれぐらいはやらなければ出遅れてしまう時代になりました。