二年目のクールビズは初年度ほどには盛り上がらなかった。だが初年度の感触から、運動はまだ端緒についたばかり、と業界が自信を持ったことは確かのようだ。クールビズを採用した企業の割合は全体的にはまだ少なく、旧態依然の会社が多いことは、逆に言えば、未開拓市場の大きさを期待させるからである。この運動が男性のファッション度の向上に貢献したことも見逃せない。おしゃれになればメンズ市場全体への期待につながるからである。○七年のクールビズでは、ポケットチーフ、カフスなど、服以外の小物の開発も進んでいる。夏の体臭対策として香水、化粧品の売り場を設置する百貨店も出てきた。