花王のコメントの真偽を検証した化粧品の業界誌は、教授に対して「そういう発言をしたか」という問い合わせをしたところ、「発言も証言もしてない」との回答を得たとのこと。「海外の研究者を権威づけのために登場させ、しかも発言を自分かちの都合のいいようにデッチ上げる」(週刊朝日の言)。最近問題になっている「あるある大事典」のねつ造事件とそっくりですね。実は、こういうデッチ上げは、化粧品業界ではごく普通の行為でしかありません。
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化粧品の世界には「マユツバ化粧品」が山積みになっているのです。擬似科学というものがあります。「一見化学風しかしウソ」という科学のようです。以前、マイナスイオンというものが流行しました。不審に思った新聞社が東大の物理の教授に問い合わせ、「そんなものはない。あるとすれば有毒なオゾンぐらいだ」と報道しても、さらに別の新聞社が「アメリカでマイナスイオンといって売り出した電化製品がバカ売れに売れた。家電業界はこれを真似ているのだ」と報道しても、どういわれても日本人はこういう擬似科学を信じてやまない。こういう健康商法がなぜ摘発されないのか、僕にはその理由がわかりません。腹立たしいのは、大手企業も恥を知らずにこの商法をとっていることです。
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